Transit Information

HarvardMed-J Spouse Net

質　問

来月、両親が関西国際空港からノースウエスト航空を利用して、デトロイト経由でボストンへやってきます。
どなたかこのルートで日本とボストンを往復された方がいらしたら、デトロイトでの乗り継ぎについて情報をいただけないでしょうか。
両親は、初めての海外旅行、しかも英語は会話も読みも全くダメ、という二人です。そういう二人にも簡単に（とはいかないでしょうが）乗り換えができるでしょうか？旅行会社に頼むと、乗り継ぎ地で乗り換えの世話をしてもらえるそうなのですが、決して安くない（片道 $100-150 ）ので迷っています。
地球の歩き方アメリカ編からの少ない情報によると、国際線と国内線のターミナルが別で、シャトルバスで移動しなければならないらしいのですが......

ご存知の方、よろしくお願いします。

徳井

デトロイト乗り換え/ノースウエスト航空: 昨年秋にノースウエストで一時帰国しました。デトロイトでの乗り継ぎについてお話しします。
日本から来る場合、デトロイトで入国審査を受けます。これは飛行機をおりたあと、他の人について進んで行けばImmigrationにつき、比較的簡単に終わります。そのあと荷物をとって税関ですが、わりと詳しく聞かれます（特に食べ物を持っていないかどうか）。荷物を開けられはしませんでしたが、X線検査をされました。税関を終えると出口にすすみます。
出たところで、荷物を再び預けるのですが、ここで行き先を聞かれます。荷物を預けたら、今度は手荷物checkを受け、一旦外へ出て国内線ターミナル行きのバスに乗ります。バスは一種類しかなく、次々やってきます。
国内線ターミナルではボストン行きのゲートに向かいます。たしか一番遠いゲートだったと思いますが、結構時間がかかりました。
と、このように日本から来られるときは少し難しいかと思います。
また日本へ帰るときは降りたゲートと日本行きのゲートはすぐ近くなので（同じFゲート）大丈夫ではないかと思います。出国の手続きも簡単で、ボストンで搭乗券にアメリカ入国カードの半券を貼り付けてくれるので、搭乗の際にわたすだけで簡単です。それに成田行きと関空行きのゲートが隣なので待合場やDuty Freeに日本人がたくさんいて、聞くこともできると思います。
もし、状況が変わっていたらすみません。（一昨年帰ったときと昨年は同じでした。）
また何か御質問があればご連絡下さい。
飯山　佳英子

シカゴ乗り換え/ノースウェスト航空: わたしはいつも旅行の日程がたたないためぎりぎりに飛行機をとります。
そのためJALのfamily planに入っているにもかかわらず、NWになってしまいます。そこでNWのchicagoの情報を。成田ーbostonは、chicago経由は００６便で午後成田発です。chicagoで入国診査のため、baggage を受取り、immigrationが終わったあと、まっすぐゆくと、係員がいて、荷物を受け取って次の飛行機に乗せてくれます（なぜかその荷物の受け取りのベルトコンベアーはNWではない）。ちなみに飛行機は、国際線から国内線にかわり、機体も当然変わるのですが、便名は同じで００６便です。チケットだけみていると、chicagoでいったん止まったあと、そのままボストンへ来るような勘違いをしてしまうので要注意。ターミナルは、国際線と国内線では違うので移動しなければなりません。たしかshattle trainがあったとおもいます（不確か）。bostonー成田は国際線と国内線で便名は違うのですが（もちろん機体も別ですけど）、荷物は成田へ直行なのでchicagoでターミナルの移動はあるものの、体は楽です。ボストンのLogan Airportのterminal EがNWです。parkingは、野外のE専用のものがあります。JALのmilageの溜まらない渡部でした。
渡部

サンノゼ乗り換え/アメリカン航空: 日本への国際線関連の情報を興味深く拝見させていただきました。ところで、話は変わりますが私が最近使ったルートをご参考までにご報告しておきます。
私は個人的に長時間の国際線搭乗とジャンボがあまり好きでないので、西海岸経由で来ました。American Airlinesは成田-Bostonを西海岸のSan Jose（サンノゼ）経由で結んでいます。このルートの利点は、
１）飛行機はジャンボでなくMD11で座席は意外に広い。ビジネスクラスは革張りシート。
２）比較的空いている。
３）往復格安がある。（10万円以下）
４）San Jose（San Franciscoのすぐ南）は小さな国際空港で入国審査が非常に早く済む。（ロスやNYのような気違いじみた混み方が嘘のようです。かなり単純な空港です。）
週に６便飛んでいて、成田発AA-128便は18:45発でサンノゼは11:30着（成田を出て酒を飲んで寝てるといつのまにか着いてます）。ここで、入国審査を受けてシャトルバスにのり国内線のAAの発着ターミナル（といっても小さい）へ移動し、約１時間ほど休憩の後に同じAA-128便（飛行機は違うBoeing 757）に乗り換えます。ここから約４時間あまりでBostonで、21:30に到着します。荷物はBostonまで預けたままです。逆にBoston発は8:25発でSan Jose経由で成田には夕方に着きます。AAはJALと提携しているので JAL のMilageが使えるかもしれません（DeltaでANAのMilageが使えるのと似ている）が、格安はダメかもしれません。欠点としては、Bostonに夜に着くこと、子どものいる人は東海岸まで一気に来た方が楽、San Joseの入国審査官がゲイであること、位でしょうか。
　あと、来週に家内が子ども（７カ月）を連れて来るのですが、この際にはANAのWashington DC経由で来ます。成田11:00発のANA2便でW-DCに10:50着、 US-Air に乗り換えBostonに14:53着です。子どもが小さいのでファミリーサービスを利用の予定です。そこで、もしANAのWashington DC経由で子どもを連れて来られた事のある方がいらっしゃいましたら、情報をいただけないでしょうか。
加藤

ワシントンDC乗り換え/全日空 ニューヨーク（JFK）乗り換え/全日空

ANAのWashington乗り換えについては、昨年両親が渡米した時に迎えに行きました。
まず、Immigrationと税関については非常にスムーズだったとのことです。（私はデトロイトの話を両親にしていたので恐れていたようですが、全く問題なしでした。）また乗客のほとんどが日本人であるため、安心だったと言っていました。乗り継ぎに関しては出口を出たところにANAの係員がいましたので誘導してくれると思います。（私たちはWashingtonに滞在したため、詳細はわかりませんが...）Bostonへの USair には日本語の通じる乗務員はいないと思います。
ANAの乗務員や地上係員は非常に親切です。特にアメリカ人のサービスに慣れてしまった者にとっては。

またついでにANAのNY乗り換えについても少しお話しします。日本からは午前11時発のNH0010便で同日午前10時30分NY-JFK着です。Immigrationは乗客数の割にブースが少ないのか少し並びました。税関は非常に簡単にパスできました。（結局デトロイトの税関だけがうるさいような気がします。）
税関をでると、国内線乗り換えのための荷物のみのチェックイン場所があります。チケットを見せて荷物をチェックインします。このルートの場合は国内線が問題で、DeltaのBusiness ExpressとTrans World Airlinesがあります。（最近は全部TWAかもしれませんが）いずれも小さなプロペラ機です。Deltaの場合は同じ建物内（Deltaターミナル内）を移動します。距離はわりとありますが、まわりは皆Deltaで、不安はなかったように思います。
先日私はTWAでしたが、乗り継ぎのチェックインカウンターはTWAのINTERNATIONALの方のターミナル内にあります。この間の移動は空港内シャトル（赤と青のバス：他に青と黄色のバスもあるので注意）乗り継ぎがTWAの場合は時間があまりないため、税関をでたところで荷物を預けると搭乗機に荷物が間に合わないことがあります。あまり荷物が多くなければ税関をでたところで荷物を預けず、スーツケースも持って移動し、国内線チェックインの際に一緒に預けたほうが確実です。（私たちの荷物は搭乗機に間に合わず、次の便でやってきて、約3時間後に自宅まで配送されてきました。）ゲートの数は少なく、同じゲートからいろんな方面へのシャトルがでるため、注意が必要です。アナウンスを良く聞いてください。
またBostonから日本へはDelta Business ExpressでJFKへ入ります。JFK内ではDelta ターミナル内の移動になります。少し遠いですが、係員（アメリカ人）がいて、”ANA?”と聞いて道を教えてくれました。。ANAは12番ゲートで移動の途中にチェックインカウンターがあります。ゲートの待合室が狭いのと、30分前にならないと待合室をあけてくれないので皆通路のベンチや免税店で時間をつぶしていました。（現在改装中で、なおせまく感じました。）

以上ANAに関するお話しでした。

飯山　佳英子

ニューヨーク（JFK）乗り換え/日本航空

国際線乗り換えに関して、JFKでのJAL->Deltaという全く役に立たない情報をひとつ。
これは日本から米国内の旅行代理店を通じて買ったチケットで（当時は$1=87yenという夢のような時期だった）、最も安くボストンに行く方法でした。つまり提携関係にない２社をつないでいるため、JFKでは隣のターミナルまで荷物を押して７月の日差しの中を歩くという、妻には不評の乗り換えでした。考えて見ればシャトルバスぐらいあったのかもしれませんが、案内ブースのおっちゃんはただあっちだよと言うので、行けども行けどもDelta Buisiness Expressのカウンターがなく、結局隣のターミナルだったという行き当たりばったり下調べなしの、今から思うとばからしい乗り換えでした。ただ入国審査は簡単だったし、季節が良くて、安い旅をお望みならトライして見てください。もちろん家族の呼び寄せにはお勧めしません。

（追記）帰国の際は、JFKでのDeltaからJALへの移動は、やはりDeltaのターミナルから国際線ターミナルへ、赤、青、黄の縞々のシャトルバスで移動できました。

野村

シアトル乗り換え/ノースウェスト航空: 国際線関連の情報を興味深く拝見させて頂いています。せっかくですのでもう既にご存じの方もおられるとは思いますが私が最近使ったルートをご参考までにご報告しておきます。
新しい空港を使いたい一心で関西国際空港を利用し、小さい子供(当時8か月)がいるので途中でいったん休憩を入れるために西海岸経由を選択しました。North Westの関空ーシアトルーボストンというコースです。
このコースでは、
　a) 比較的空いている。このルートで2往復しましたがいずれも空いており子供連れには有り難かったです。
　b) 関空のkids roomは大変充実しています。係りの女性が常時4-5人いてつきっきりで遊んでくれるうえにおむつの無料サービスまであります。搭乗前に十分疲れさせ搭乗後深い眠りに誘う作戦が効を奏しました。
c) シアトルは入国審査が非常に早く済み乗り換えが楽です。
この便は毎日就航していて関空発17:00頃の発（便名は失念しました）でシアトルは14:00頃着き日本語を話す2-3名の案内人に導かれ入国審査を受けますが極めてスピーディにことが終了します。そのあと税関ですが、簡単に済み出口にすすみます。出たところで、荷物をpick upし再び預けるのですが、ここで行き先を聞かれます。ボストン行きは一番左に荷物を預けることになります。次ぎに出口を出てすぐ横のエレベーターに乗り2階に上がって右におれてすぐの所がボストン行きの搭乗口になります。ボストン行きの搭乗口の隣が帰りのボストンからの到着口でありかつ関空行きの搭乗口であるため下見もできなんとなく不安も解消されます（つまり帰国時は全く移動しないことになります）。しかもシアトルでの休憩時間は日本に帰る便の休憩時間と重なりそこのfloorは日本語が席巻しておりいろいろなお国なまりの言葉が聞かれます。またシアトルは御存知の通りいくつかの国立公園を周囲に配する風光明媚な観光地で知られていますが、天気が良ければ発着時にこの絶景を堪能することができるのも利点の一つでしょうか。なおボストン着は20:00頃でした。このコースは乗り換えの点からは簡便でありお勧めできると思います。
和田

関西国際空港発ロサンゼルス乗り換え/ユナイテッド航空

利用される方は少ないかも知れませんが、関空発LA経由のUA818便で帰ってきましたのでupさせていただきます。

関空からBostonへ行くには現在、

　1. NW70便　デトロイト経由　　　　　KIX15:05-DET 14:25/17:10-BOS 19:07
　2. UA810便　サンフランシスコ経由　　KIX 18:00-SFO 11:40/13:30-BOS 22:00
　3. UA818便　ロサンゼルス経由　　　　KIX 16:55-LAX 11:20/13:55-BOS 22:18

が考えられるようです。料金は

　1.　マップツアー　往復大人　93,000yen　　小人、乳幼児　設定なし
　　　　　　　　　　片道　　　設定なし

　　　H.I.S.　　　　往復大人　94,000yen　　小人、乳幼児　設定なし
　　　　　　　　　片道大人　89,000yen　　小人、乳幼児　設定なし

　　　IACE　　　　往復大人　104,000yen　　小人、乳幼児　設定なし
　　　　　　　　　片道大人　85,000yen 　　小人、乳幼児　設定なし

　2.　マップツアー　往復大人　99,000yen　　小人　79,000yen　　乳幼児　22,000yen
　　　　　　　　　　片道　　　86,000yen　　小人、乳幼児　設定なし

　　　H.I.S.　　　　往復大人　99,000yen　　小人　85,000yen　　乳幼児　設定なし
　　　　　　　　　片道大人　86,000yen　　小人、乳幼児　設定なし

　3.　マップツアー　往復大人　92,000yen　　小人　79,000yen　　乳幼児　22,000yen
　　　　　　　　　　片道　　　86,000yen　　小人、乳幼児　設定なし

　　　H.I.S.　　　　往復大人　92,000yen　　小人　78,000yen　　乳幼児　設定なし
　　　　　　　　　片道大人　85,000yen　　小人、乳幼児　設定なし

なお、乳幼児は2歳以下、小人は12歳以下です。料金設定なしの場合は、片道の場合でも往復で購入して復路分を放棄する、小人の場合は大人料金を払うなどの方法が考えられます。小人の場合正規料金を払うよりは格安の大人料金を払った方が安く済む場合がほとんどだと思います。乳幼児の正規料金は大人正規料金の10%で、LAX経由の場合片道で26,300yenになるそうです。

私は2で帰ろうとしたところ既に満席で、結局3で帰ってきました。なお、H.I.S.ではUA利用の場合は往復購入片道放棄は認められないとのことでしたが、マップツアーはOKと言われました。そこで結局マップツアーで購入しました。NWはH.I.S.でも往復購入片道放棄OKとのことです。

なお、細かいことを言えば、出入国税は片道2,000yen、往復3,500yenで、当然往復購入の場合には往復分払う必要があります。1,000yenでも安く、と言う場合にはここまで考慮する必要があります。

さて、私は２カ月の子ども連れだったので、乳児用のバシネットとおむつをリクエストしました。日本への往路はJALを利用したのですが、バシネットは客室の最前列の壁の部分に取り付けてある折り畳みのもので、使いやすかったです。NWも同じようなタイプだそうです（よね、和田先生？）。UAはバスケット式で、足下の床の上において使うもので、決して使いやすいものではありませんでした。私たちの場合たまたま格安チケットにも関わらずオーバーブッキングか何かの都合でビジネスクラスに座れたので、足下に余裕がありましたが、これがエコノミーの座席だったら困っただろうなと思います。おむつはJALの場合旅行代理店が大きさをリクエストし忘れたようで、Mサイズでした。UAでは大きさはリクエストできないと言われ、結局Mサイズしか積んでいないようでした。なお、キッズミール、ベビーミール、ミルクとあわせ、バシネットおよびおむつなどのリクエストは、予約時に行うことになっています。

さて、結論から言うと、乳児を連れてのUAによる西海岸経由はお勧めできません。理由は、バシネットが床におくタイプであることが一つ、そして西海岸からボストンまでが国内線になるためシートがさらにせまくなり、バシネットも準備されず、５時間半もの間抱き続けなくてはならないからです（NWの場合国内線でもバシネットを用意してくれるのでしょうか？）。その他のサービスも国際線より落ちると思います。私たちの場合、乗る予定だったボストンへの便がキャンセルになり、１時間半後の次の便に乗せられ、リクエストしておいたキッズミールもキャンセルされてしまいました。しかも満席で、食事も選択できませんでした。

もうひとつ、お気づきのようにUAの２本は出発時刻が近いため、関空でUAのチェックインカウンターが混雑します。２時間前に空港についても全く余裕がありませんので、注意が必要です。私たちの場合、チェックインカウンターのコンピュータが全てダウンしてしまって手続きが大幅に遅れ、当初の出発予定時刻を過ぎてもまだチェックインが済んでいなかったのですが、幸か不幸か出発が1時間半遅れていたので飛行機には乗れました（それでもぎりぎりでしたが）。

LAでの入国審査は極めて簡単でした。税関も素通りで、荷物を再び乗せるコンベアーさえ間違えなければ問題ないでしょう。UAの国内線はターミナル７へシャトルAで移動します。

というわけで、今回はビジネスクラスに座れたので救われましたが、これがなければ散々な帰国になっていたものと思います。蛇足ながら、UAのマイレージプラスは家族の分を合算することはできず、また提携しているのはルフトハンザとタイ航空とあまり役に立ちそうにありません。NWはサービスや食事が悪いとよく聞きますが、乳児を連れている場合はそれでもNWの方がいいのかも知れません。

追記：CASという旅行代理店もなかなか安いようです。

野村