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全米202都市危険度ランキング
ボストン ニューオーリンズ ワシントンDC
フィラデルフィア サンフランシスコ スタンフォード

 

  • 全米202都市危険度ランキング

    29 Nov 1996

    高橋です。

    グローバーズ というメーリングリストから来た情報をご紹介します。 America's safest places で202都市中 Bostonは169位、New Orleansは199位でした。

    Article America's safest city: Amherst, N.Y.; the most dangerous: Newark, N.J.
    The 10 safest cities in America
    The 10 most dangerous cities in America
    All 202 cities

  • ボストン安全情報

  • ニューオーリンズ安全情報

    21 Nov 1996

    Renal/BWHの加藤です。

    経験談を含めてNewOrleans(NO)について記します。

    (背景) 11/3-6の米国腎臓学会出席のためNOを訪れることになりました。そもそも、自分の怠慢で宿を他人まかせにしていたところ、ラボのある兄ちゃんが一緒に泊まれば$35/dayの格安宿があるということでこの話に安易に乗りました。当初5人一緒に宿泊の予定でしたが、10月中旬になってうちのボスのところに当方の宿泊するホテルの場所が極めて危険な地域にあるとのメールがNOを知る友人から届き、ボスより宿を変えるようにとの指令が出ました。ところが時は既に遅く、どこの宿も満杯のため予約は断られまくられ、結局5人のうち2人の夫婦1カップルのみ別の宿に予約できたにとどまりました。私は依然として遠くても他の宿を探す事を強く主張しましたが、残った韓国の兄ちゃんと野村先生と私の「3人」全員が「安価に」泊まれるホテルは見つかりませんでした。$230/dayの2人部屋はあったのですが私と野村先生で抜け駆けするのも悪いかと思い、困っていたいたところに韓国の兄ちゃんが「安いのが一番! $35/dayの元の宿で決めよう。みんなで行動すれば怖くない!」と言うので元の宿に宿泊する羽目になりました。

    (事態) 宿の場所はNOのFrench Quarter(FQ)の北に隣接する場所で、FQの北端を走るNorth Rampart St.(rampartとは「城壁、塁壁」の意)に面した場所になります。FQ内ですら結構やばい取引場面や浮浪者らしいおっさんに遭遇しましたが、FQの北側には地元の人は絶対に近寄らないとのことです。FQの北にはLouis Armstrong広場というのも有りますが、夜いくと殺されるそうです(野村先生談)。ホテルはその広場の東どなりにありました。North Rampart St.は東に行くほど荒廃します。ホテルの東どなりのUrsulines St.から東には絶対に行かぬようホテルのおばさんから固く忠告されました。なお、ホテルとは名ばかりでただの一軒家を貸しているだけで、我々以外に泊まる場所もない狭い家でした。
     さて、11/2到着当日は3人で宿泊し、夕食も3人で行動したため特に問題なく過ぎました。翌11/3になり学会に参加していたところ、同室の韓国の兄ちゃんが「出身の韓国の研究室の教授が「一緒に私のホテルに泊まって久しぶりに飲み明かそう」というのでやむなく今日からホテルを移りたい」、と言い出しました。こんな事なら野村先生と私で抜け駆けしておけばよかった、とつくづく後悔しつつも顔はにこやかに「OK ! No problem !」と返事をするにとどまりました。その11/3は野村先生とともに無事に過ぎました。11/4は、野村先生は体調が優れないとのことで夕方前に宿に戻られましたが、私は夕食をタダに浮かすため、Marriottで7時から開かれたSatellite Symposiumに参加し、9時半にタクシーを拾おうとMarriottを出ると出口のすぐ横にHomelessの方が缶を持って座っておられました。この時から何かいやな予感があったのですが、一人でタクシーに乗りホテルの前に近づくと、ホテル前には図体の巨大な髭面のにーちゃんが酒ビン片手にろれって徘徊しておられました。ホテルの右隣はtattoo屋でこちらもやばそうな人の出入りが時々あり、助けにならないのでタクシーの運ちゃんにチップを弾み、「あそこに居るにーちゃんがやばそうなので、私がホテルの門 の鍵を空けて中に入るまでタクシーの中から見張っておいてくれ」と頼みました。運ちゃんも事情が分かったらしく快く引き受けてくれました。このタクシーの黒人の運ちゃんも普段なら怖そうな部類なのですが、この日に限っては天使のようにみえたのです。私の方は学会出席のため、背広姿に肩掛け鞄という姿でCopleyを歩くならともかく、荒廃したNew Orleans北東の街では真冬のボストンをパンツ一枚で歩く程似つかわしくない格好でした。車道からわずか5メートルの道をにーちゃんに気づかれないよう急ぎ、ホテル入り口の鍵を空けようと2つ渡された部屋用と門用の鍵のどちらがどちらかと鍵穴の前で迷っている数秒の間にその髭のにーちゃんは突然大声を張り上げ私に向かってきました。その瞬間鍵は幸運にも開き門をくぐり内鍵を閉めるまでの3秒足らずの間のことは今でも忘れられません。結局部屋に戻ると野村先生は「今何か外で大声が聞こえましたが大丈夫でしたか?」と眠い目をこすって怪訝そうな顔で私を見ておられましたが、その時私の背中には一条の汗が滴り落ちていたのでした。部屋に戻ってからも、ホテル前の道ではさっきのにーちゃんが仲間と話しながら時 々ホテルの門を開けようとしている異様な様な音が聞こえてくるのでした。

    (対策)NOは学会には似つかわしくない街です。ホテルの質も余りよくなく、昼間に見るべきところもあまりないと思います。夜のFQはエキゾチックな感じはしますが、端に行くほど危険になります。特に言うなら、東西に走るBourbon St.の北側、南北に走るSt. Ann St.の東側には行かないようにする方が賢明です。遠くのホテルに宿泊の方はBourbon St.沿いでタクシーを拾うう事ができます。酔いさましにとFQの端まで行ってタクシーを拾おうとは思わない方がよいです。特にFQの北側は興味本位でも行かないようにすべきです。St. Ann St.を北上した所にあるLouis Armstrong広場には夜近づかないように。1人歩きは全く禁物ですが2人でも怖いところもあります。街に出て夜にコンビニみたいな所に行こうなどとは考えないほうが賢明です。なおFQをはずれた場所でも結構怖いところばかりだという話も聞きます。タクシーは比較的問題なく使えました。Unitedタクシーというのは地元の大手らしく、応対はよいようです。

    (追伸)我々の宿泊したホテルに一度泊まってみたいと言う方はご一報下さい。なお、現地で生じた責任は負いかねます。

  • ワシントンDC安全情報

    22 Nov 1996

    ワシントン支部の渡部です。

    ワシントンに学会で来る方も多いかと思います。そこでsafety information........
    まずワシントンの地形から入りましょう。どのガイドをみても簡単にわかりますが、ちょうどinstallerの様な形をしています。もともと正方形の四つの角を東西南北にむけた形をしていたのですが、Potomac riverが分けるその左下三分の一をVarginia州に返還したのでのこったところが現在のD.C.になります。正方形のほぼ中央に位置する、連邦議事堂(Capital)が中心で、東西南北に線を引くと、正方形の対角線を引いたようになります。それぞれの直角二等辺三角形がCityになります。North West, South West, North East, South Eastです。SWとSEは”左下三分の一をVarginia州に返還した”ので実際にはとても狭いのですが。南北の対角線から東と西にそれぞれ平行に1st, 2nd......とstreetが銘々されています。それと直交する通りはA,B,C....とアルプァベットになっています。(とてもわかりやすい)。どのガイドにも書いてありますが、EastはRoxberyだと思っていただいてよいでしょう。決して行くべきではないでしょう。問題になるのはNWでも中心に近いあたりです。モールと呼ばれる観光地やCapital自体、Union Station自体(NEにあるが)は昼間は問題ないのですが、Conventioncenterのあるあたりから北側、住所でいうとNWで7番8番より中心でHより北は行かないほうが無難でしょう。Convention CenterのすぐそばにChina Townがありますが、危険にはかなり甘いわたしでも日が暮れてからはひとりで歩きたくないです。裏道などもってのほかです。鉄則は”東は危ない。絶対にいかない。西でも中央に近ずくと危ない。”でしょうか。NWの盛り場はDupon CircleとGeorgetownですがどちらも比較的安全といえるでしょう。しかしアメリカですからくれぐれも御用心。NIH方面Maryland州 Bethesdaは安全です。私の住んでいるVarginia側はRoslyn, Crystal Cityと安全なほうですが、やはり夜の一人歩きは勧めません。AlexandriaはKing St.の駅周辺はままですが安全度はいまいちでしょう。地下鉄は駅も車両もきれいで、わたしも夜一人で乗ることがあります。電車自体は危険に感じたことはないのですが、降りてからが結局”夜の一人歩き”になるので問題ですね。またEast方面にゆくのはBostonでOrangeに乗るようなものでしょう。わたしの家のそばにはPentagonがあり世界一安全な所のような気もするのですが、友人に話したところ、Pentagonのなかは世界一安全だといわれました。またガイドにでている治安情報も参考にして下さい。以上ワシントンD.C.より渡部でした。

  • フィラデルフィア安全情報

    22 Nov 1996

    はじめまして,ボストンより車で7時間のペンシルヴァニア大学に留学中の大山と申します.フィラデルフィアの情報を提供したいと思います.

    フィラデルフィアの街は幾つかのメジャーな道路,川などで区切られています.まず街の中心にある市役所(City Hall)を中心としたダウンタウンを "Center City,"その北側が"North Philadelphia,"西側が"West Philadelphia,"南側が "South Philadelphia"です.東はデラウェア川を渡ってニュージャージー州となります.

    Center Cityの度真ん中に City Hallがあります.ここを中心に南北に延びる道が Broad Street,東西に延びる大通りが Market Streetです.町中の道はだいたい格子状になっているのでわかりやすいです.Broad Streetと Front Street (1st St)を除いて,南北に走る道は番号がついています.一番東の Front Streetが一丁目 (1st Street),そこから順番に 2nd, 3rd, 4th, 5thという具合に南北に走る道が並んでいます.13th Streetの次が Broad Streetで,Broad Streetの次は 15th Streetとなっています.つまり Broad Streetは 14th Streetとして数えられます.
    さて次に街を東西に走る道ですが,これらには名前がついています.北から南へ,Spring Garden Street, Callowhill Street, Vine Street, Race Street, Cherry Street, Arch Street, Market Street, Chestnut Street, Sansom Street, Walnut Street, Locust Street, Spruce Street, Lombard Street, South Streetの順です。

    さて治安の悪いところですが,"North Philadelphia,"と"West Philadelphia,"にあります."North Philadelphia,"には,日本に分校があるので有名なTemple Univ.がありますが,その周辺は最悪です.私の近くの人がTemple Univ.に行っているのですが,大学の近くを歩いていたら,警官に”ここは君のような人が来るところではないから,早く立ち去りなさい.”と言われたそうです.大学構内ですら発砲事件があったと聞きます.Temple Univ.は,Broad Street沿いのDauphin StreetとGirard Avenueの間あります.(Spring Garden Streetよりさらに北)

    "West Philadelphia,"には私の通う,ペンシルヴァニア大学があるのですが,キャンパスに隣接した40th Streetから西は危険です.アメリカ人のテクニシャンに,”この道(Spruce Street,40th Streetの周辺で)を10分西に歩いたら,あなたは病院に運ばれるだろう”と言われました.私の職場は40th Streetにあるのですが,3週間ぐらい前の深夜,私の建物の前で学生が撃たれました.

    "South Philadelphia"にも治安の悪いところがあるようですが,よく知りません. Philadelphiaはアメリカ建国の舞台として有名で,ボストンと同じく,歴史の香りに包まれた美しい街です.見るべきところもたくさんあります.
    是非一度はお立ち寄り下さい.危ないところはさけて.

  • サンフランシスコ安全情報

    22 Nov 1996

    木下@Harvard Medical Schoolです。

    加藤先生、たいへんなご経験をなさいましたね。私も3年前にニューオリンズに行ったときは、宿がフレンチクォーターよりだいぶ北側にあって、怖い雰囲気を味わいました。しかし幸運にもホテルが巡回バスを用意していたので、何とか大丈夫でした。

    3年半前までサンフランシスコに住んでいたので、その近辺の情報を、遠い記憶をたどって思い出してみます。サンフランシスコにはマーケットStという大きい通りが中心を走っているのですが、その南側は危ないようです。大きい通りに面しているところは大丈夫かもしれませんが、人の少ない道には昼間でも入らないように言われました。北側は人通りが多いし何といっても観光地ですので大丈夫だと思います。ただ、夜に信号待ちでいきなり車を乗っ取られるという事件が何回かダウンタウンでありました。どこも決して気を抜けません。まわりの都市では、対岸のオークランドが犯罪多発都市ですし、サンフランシスコの南の湾に面している都市(すみません、名前を忘れました)も、昼間でも絶対行くなと言われている所があります(友人の友人(ポスドク)がそこで殺されました)。ドライブするときは、間違って変な所に入り込まぬようお気をつけください。ただし、これは3年前の話なので、今は変わっているかもしれません。ご承知ください。

    ずいぶん悪いことを書いてしまいましたのでフォローしておきますが、私の住んだ町の中で、サンフランシスコは生まれ故郷熱海と並んで最も好きな所です。

     

  • スタンフォード安全情報

    29 Nov 1996

    高橋です。

    今年の1月から8月までの短期間ですがカリフォルニアのMenlo Parkというところに 住んでいました。
    この間まったく危険なことに会いませんでした。Bostonと比べると完全な田舎でした。車の運転マナーも良く、横断歩道に一歩足を踏み出すもしくは渡るそぶりを見せるとほぼ100%歩行者に道を譲ってもらえました。隣町のStanfordへは毎日車で通っていました。夜はラボの目の前の駐車場が解放されるので夜中の1時でも3時でも細胞の水を換えに行くことが簡単にできました。逆に道がどこも広いのでついついスピードがオーバー気味になります。ボストンに比べスピードの取り締まりが目立ちました。私も何度か後を付けられた覚えがあり1度だけですがCop Real Story状態になったことがあります。治安が良い証拠といえると思いますが気をつけましょう。
    ただハイウェイを越えたEast Palo Altoというところはかなり評判が悪く全く近寄り ませんでした。


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